2012年01月24日

妖異川中島

武田信玄かぶれの社長と上杉謙信かぶれの社長とが、川中島の真の勝者を明らかにすべく、社員を使って変な川中島ごっこみたいなことをやろうとしてたら人が死んだ、という珍小説。
西村京太郎といえば日本のトラベルミステリーの第一人者、鉄オタのカリスマだと思ってましたがなんだろこれ……。でもすでに80超えてるみたいですからね。いまだ現役というだけでもえらいです。ただ今後はむしろ作者名を「妖異西村京太郎」としたほうがユーザーフレンドリーってものかも
  

Posted by 北風とすけきよ at 01:28Comments(0)TrackBack(0)ミステリー

2012年01月23日

週現スペシャル・変態の大研究

今週の週刊現代に載ってます。子供の頃少年チャンピオンの黄金期だったもので、最初に憧れたのは「変態」その次が「落第」でした。今でも変態という言葉を聞くと、幼い日の憧れが胸に蘇るようです。そんなわけで読んでみましたがこれは面白かった!
第1章 変態とは何か
第2章 変態実例集
第3章 古今東西の変態たち
第4章 変態のメンタリティ

特に石川啄木のエピソードの悲しいまとめ方と「バルーンフェチ」の存在そのものには、ときめきに似た何かを感じずにはいられませんでした。今年の年度代表雑誌は、ほぼ今号の週刊現代(2月4日号)で決まりです
  

Posted by 北風とすけきよ at 20:14Comments(0)TrackBack(0)要蔵仲間

2012年01月22日

美ら海水族館

要蔵役者が名誉館長に指名されたんだそうです。美ら海と要蔵……イメージ繋がりません。暗い森族館でもあれば適役かなとは思いますが。ムカデとか梟とか毒キノコとか山椒魚なんかが住んでるようなの
でもおめでとう! 最高、美ら海水族館!!
  

Posted by 北風とすけきよ at 16:21Comments(0)TrackBack(0)要蔵役者

2012年01月21日

アニマル・キングダム

見に行く予定はまったくありませんが、おかあさんがジャック・ニコルソンの女装にしか見えずかなり怖いのは確か
  

Posted by 北風とすけきよ at 03:31Comments(0)TrackBack(0)ジャック

2012年01月21日

ブラッド・マネー

ハメット/小鷹 河出文庫
ブラッド・マネー
帰路
怪傑白頭巾
判事の論理
毛深い男
ならず者の妻
アルバート・パスターの帰郷

表題作は「長編デビュー作」と言われたり言われなかったりする微妙な長さのコンチネンタル・オプもので、『血の報酬』のタイトルがつくこともあるが『血の収穫(または、赤い収穫)』はどうやらまるきり別もの、というややこしい作品です。黒沢の『用心棒』が参照したのは確か収穫のほうですね。鉱山だかに行くやつ。
ブラッド・マネーのほうは黒沢というよりタランティーノ的な世界なのでは? 悪党がずらっと顔を揃えたと思ったらアッという間にどんどん消えていきます。「探偵小説じゃないよコレ、ただのギャングの銃撃戦じゃん」みたいな批判を横溝か乱歩が確かしてて、それは全くその通りだとは思いますが、キャラクター、セリフ、展開、どの点をとっても面白さは文句なしだと思います。
余談ですがガンバ大阪の新監督はハメットの小説に出てきそうなツラ構えで良いですね。彼がトム・トム・ケリーだって言われても、まったく違和感ないのではないでしょうか。
  

Posted by 北風とすけきよ at 02:44Comments(0)TrackBack(0)ボイルド

2012年01月20日

ドストエフスキーの犬

ジョージ秋山の短編集ですが、座敷牢に兄さんがいる「赤い海」が圧巻の面白さでした。菊池寛の戯曲だかを下敷きにしてるそうで、なんかつまらん作品をちら見して、つまらん作者と決め付けてた菊池像がやや改まりました。横溝だって『黒と白』あたりから入ったら何この駄作家、二度と読むか……と思ってしまう可能性大ですからね。
それはそれで縁ってものでしょうが。
  

Posted by 北風とすけきよ at 23:38Comments(0)TrackBack(0)ドスト

2012年01月20日

38人の沈黙する目撃者

ニューヨークの30人殺し!
といっても加害者被害者は1人ずつ。38人は見て見ぬふりで結果的に犯行を助けた周辺住民……。社会心理学を学んだ人なら知らないことはないってくらい有名ならしい、なんじゃら事件。当時記事にしたニューヨークタイムズの記者が一冊の本にまとめたものがこれです。事件の重要さは疑う余地もありませんが、本は別に買う必要ないです。おっさんが感想つづってるだけなので。
その「38」という絞り込みがどうなされどのくらい確かなのか、それぞれどういうケースなのか、彼らの言い分はどうなのか……といった当たり前に気になるところがほとんど語られてなく、事件の経緯もネットで調べた方がよくわかるのでは。研究する人とかを別にすれば、概要だけ立ち読みすれば充分足りる内容ですね。うまい言い回しをしてるなってのが1、2箇所あるにはあります。
日本だとちょっと似た事件として思い浮かぶのは、とりあえずは永野会長刺殺事件ですかね。刃物持った暴漢がいきなり現れたら、あっけにとられるとか何より恐いとかあるから、簡単に批判はできませんが、うやむやに誤魔化した感がいかにも日本的といえばいえました。当事者はきれいごとを世に訴えるマスコミの一員ですからね。せめてそのときの心境を率直に語るべきだったし、誰かきちんと聞くべきでした。
  

Posted by 北風とすけきよ at 13:12Comments(0)TrackBack(0)ミステリー

2012年01月15日

デビルズ・ダブル

〜ある影武者の物語
サダム・フセインの名高い鬼畜息子・ウダイの影武者を務めさせられるはめになった、生真面目な軍人の葛藤と苦悩を描きます。
背丈がちょいちがうけども一人二役だそうで、役者さんもやってて面白かったでしょうね。頭おかしくもなりかけたかもしれませんが。ウダイかなり切れてます。
  

Posted by 北風とすけきよ at 19:54Comments(0)TrackBack(0)狂画座

2012年01月12日

もう日は暮れた

『丑三つの村』『逃げた以蔵』のあの西村望が昭和初期、日本の占領統治下にあった台湾で起きた大規模な先住民蜂起「霧社事件」を題材に描く力作です。
山岳民族で首刈りの風習を残す先住民が、愛嬌たっぷりに描かれてます。小さな子どもの首なんか得意げに刈るなよ、行き詰まったからってあっさり自分の首縊るなよ、等々いくら異文化とはいえ突っ込みたくなるところもずいぶんありますが……。ラストも良いですね。個人的にはかなり好きな作品となりました。
  

Posted by 北風とすけきよ at 02:12Comments(0)TrackBack(0)ノワール

2012年01月12日

力士ふたたび

角界のスキャンダルに元すもうとりが巻き込まれる相撲ミステリー。タイトルに惹かれ買いましたが、これは面白かった。作者さんが相撲誌の編集経験ありだとかで、作品からすもうとりへの敬意、相撲への愛情が素直に伝わってきます。ミステリーとしてはちょいいまいちですが。アクションシーンをもうちょい良い感じでこなせれば、「相撲ハードボイルド」という、全日本のおっさんのハート鷲掴みレベルの新分野が開拓されてたと思うんですが。
  

Posted by 北風とすけきよ at 01:51Comments(0)TrackBack(0)ミステリー

2012年01月10日

平山夢明とBBゴローの恐の出来事

なんか行きました。割と面白かった気がします。終わった後にドンキ前のホットクとか食って和んでたら、祝日マジックにかかって終電逃しましたが。涙の自遊時間。
豪華ゲスト四人を招いたゆかいなトークライブで、人の名前は二秒で忘れられるたちなので覚えてないですが、尼崎の人の話なんかは実にすがすがしい余韻を残しました。
お笑い芸人が脚光浴びまくる昨今、お恐い芸人ももっと見直されて良い気もしますね。今日のが恐かったかというと、違う気もしますが。うんこ恐怖症の人とかが聞いたら、相当恐ろしかったかもしれません。
  

Posted by 北風とすけきよ at 01:36Comments(0)TrackBack(0)ゆめあき

2012年01月07日

チェイサー

キネカ大森で太陽傳を観て、同じ階にあるインド料理屋で昼飯食ったらちょうど開始時間になってたので観てきました。確か岩井志麻子が『タルドンネ』で小説化したのと同じ、現実に韓国で起きた連続猟奇殺人事件をモデルにしています。濃いいおっさんがヨンミンを追いかけます。
ヨンミンはぬめっとした薄気味悪さがあって良かったですね。えっもうこんななっちゃって良いの? とか思うくらい展開早いですが最後までだれません。
  

Posted by 北風とすけきよ at 19:36Comments(0)TrackBack(0)狂画座